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資金調達の実施について

株式会社コークッキング(本社:東京都港区、代表取締役社長:川越一磨、以下コークッキング)は、JR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田裕)、Social Entrepreneur3投資事業有限責任組合(運営会社:PE&HR株式会社、代表取締役:山本亮二郎)、東松山起業家サポート投資事業有限責任組合(運営会社:PE&HR株式会社、代表取締役:山本亮二郎)、麻生要一氏を引受先とした資金調達を実施いたしました。今回の調達はプレシリーズAラウンドのセカンドクローズとなります。

 


■資金調達の背景と目的
日本では年間約612万トンの食品ロスが発生しており(*1)、食品ロス削減は喫緊の課題です。

TABETEは、飲食店や小売店で廃棄の危機にある食事と、テイクアウト購入をしたい消費者とを直接マッチングさせる仕組みによって、食品ロス発生を水際で防いでいます。
サービス開始から3年目を迎える現在、廃棄を減らしたい飲食事業者、食品ロス削減に貢献しながら買い物をしたい消費者、両者からの需要は増加しており、TABETEのさらなる機能向上やエリア拡大が求められています。

今回の資金調達により、サービス開発の強化やTABETE展開エリアの拡大およびTABETEレスキューデリ(駅ナカをはじめとする商業施設において展開中)の拡大を通じて提供価値を最大化していきます。



■出資者からのコメント

 

JR東日本スタートアップ株式会社 代表取締役社長 柴田裕 氏
駅で働くみんなで、駅ナカのフードロスを食べ尽くそう…。そんなチャレンジが㈱コークッキングとの共創スタートでした。「ユーザーよし、お店よし、地球にもよし」の三方よしに「働くひともよし」が加わると、1トンものフードロスを削減できて、働くひともみんな元気になれる。これ、イイですよね。どんどん広げていきたいサービスです。これからも一緒にチャレンジ、進めていきましょう。

 

 

PE&HR株式会社 代表取締役 山本亮二郎 氏
これまで12社の上場に関わり、うち5社がフードテックや飲食関連です。投資以外にも飲食店を何十店か経営し、このコロナで一層、毎日フードロスと向き合っています。そんな日々、スペインの有名レストランを取材したドキュメンタリー映画を、そこで働く若い日本人シェフの通訳を通してzoomで観ました。ある日、農場で取れたばかりの卵を一つ落として割った時、世界の美食家が畏敬する初老のシェフが、自然の恵みを、農場や裏山の食物を、卵一つ葉一つ、無駄にするなと忿怒したというのです。深い感動がありました。いつか忘れてしまった、子供の頃に言われた「食べ物を粗末にするな」という小言の記憶、その懐かしさと正しさを映画と同じようにTABETEは思い出させてくれます。

 

 

株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO 麻生要一 氏
フードロスは、資本主義を経済の成長ドライバーとしてきた先進国である今日の日本が抱える、非常に大きな社会課題です。その解消に積極的に取り組むコークッキングが取り組む「飲食店とまちの住民をつなげるプラットフォームづくり」は、フードロスの解消に止まらず、地域のコミュニティづくりの観点でも大きな可能性を秘めていると感じています。
ひとつひとつの地域コミュニティのつながりが強くなることで社会課題が解決されていく。そんな未来の日本社会の実現に向けて全力で支援をしていければと思っています。